リニアステップ
- 防塵防滴構造の製品はありますか。
- 分解能は一緒のものでも定格電圧が違うとその他の性能に変化はありますでしょうか。
- リニアステップを垂直駆動使用で検討しているのですが、例えば駆動中に電源がOFF(停電)となった場合、ワークは落下してしまうのでしょうか。
- リニアステップの寿命はありますか。
- ねじシャフト単体での購入は可能でしょうか。
- ストローク30mm~60mmの間で変更は可能でしょうか 可能な場合、最小ロットはどのくらいになりますか。
- リニアステップのシャフト両端を固定し、モーター本体が動くような使い方はできますか。
- PJPL2832E4(100) この製品はボールねじでしょうか。
- PFCL25-48Q4C シャフトが戻らなくなりました。修復できますか。
- 原点出しを可動範囲の端に突き当てて行おうと考えています。繰り返し位置決め精度などへの影響はありませんか。
- リニアステップで上下運動を回転に変え、発電することはできますか。
- PFCL25のねじ軸(シャフト)を前後入れ替えることは可能ですか。
- バックラッシュはどれくらいありますか(ストローク)。
- PJPLシリーズで100mm以上のストロークは可能でしょうか。
- PFCL25の図面上、シャフト先端の(M3T、深さ4)について、Tは何を示しているのですか。
- 繰り返しの位置決め精度を教えてください。
- PFCL25 ネジシャフト先端部の幅2×2.9の部分に使用できるレンチなどは無いでしょうか。
- PJPL28T69E4A(200)R 外形図ではシャフト左側の先端に円盤状の部品があります。これは何でしょうか。
- 図面に、ローター間座(手動操作部)とありますが何を操作する部分でしょうか。
- PFCL25-48C4Cについて シャフト部分のシール性(油圧等)はありますか。
- PJPL2832E6(100)にAD1231を接続して使用しています。コイル仕様は0.95Aとなっていますがドライバーの設定で駆動電流を2.00Aに設定した場合、コイル仕様以上の電流が流れることが考えられます。この状態で製品を使用した場合どのような懸念点があるでしょうか。
- モーターの温度が70℃ほどまで上昇しました。問題ないでしょうか。また何度まで上がっても大丈夫なのでしょうか。モーターを冷やす際、有効な方法などありますか。
- 有効ストロークを80mmにすることは可能でしょうか。可能な場合の価格はいかがでしょうか。
- 上端、下端にメカストッパーは内蔵されていますか。内蔵されていない場合、シャフトは抜け落ちますか。
- PJPLシリーズ ガイドブック(TA600004-JP0/3)にΦ2やM3部を使用した固定方法が載っていますが、この先端の入れ替えはユーザー側で軸を抜いて行っていいのですか。押し及び引きでバックラッシュはありますか。またPFCLシリーズにあるような負荷方向による動作不安定はありますか。
- リニアステップのシャフトねじ山の角度は何度でしょうか。
- 負荷がかかると動いてしまうことはありますか 推力と電圧はある程度比例すると考えて良いでしょうか。
- 配線色とA相, /A相, B相, /B相について知りたい。CW方向に電気信号を入れると軸はどちらの方向に動くのか知りたい。
- リニアステップ 動作するが、推力が異常に少ない。指で触ると止まってしまう。
- シャフトの向きを逆に出来ますか。
- 仕様書、推力特性データはありますか。
- 7Hzでストローク30mmの往復動作は可能ですか。
- 屋外での使用は可能ですか。
- 垂直で使用できますか。
- エンコーダー付きのリニアステップはありますか。
- 市販のドライバー及びマイコンで制御出来ますか。
- ねじシャフトのみ購入出来ますか。
- 真空環境で使用出来ますか。
- 軸を固定してモーター部を動かす事は可能ですか。
リニアステップ
- 防塵防滴構造の製品はありますか。
-
現状では対応製品はございません。
- 分解能は一緒のものでも定格電圧が違うとその他の性能に変化はありますでしょうか。
-
同サイズのモーターで定格電圧違いの機種であれば、定電圧駆動・定格電圧で使う場合において特性は同等となります。
- リニアステップを垂直駆動使用で検討しているのですが、例えば駆動中に電源がOFF(停電)となった場合、ワークは落下してしまうのでしょうか。
-
落下はいたしません。
- リニアステップの寿命はありますか。
-
リニアステップガイドブックを参照ください。
PFCL/PFLシリーズガイドブック
PJPL28/PJPL42シリーズすべりねじタイプガイドブック
※お客様情報の入力が必要です。
- ねじシャフト単体での購入は可能でしょうか。
-
モーターとセットでお使いいただく前提ですが、カスタマイズ品など単体での販売も可能な場合がありますのでその場合はご相談ください。
- ストローク30mm~60mmの間で変更は可能でしょうか 可能な場合、最小ロットはどのくらいになりますか。
-
ストロークのカスタマイズは可能です。
製作数は1本から可能です、お気軽ご相談ください。
- リニアステップのシャフト両端を固定し、モーター本体が動くような使い方はできますか。
-
使い方としては問題ございませんが、モーターのリード線は耐屈曲ではありませんので可動させる際にはご注意ください。
また、シャフト両端をがっちり固定してしまうと芯ずれが吸収できませんので取り付け精度にもご注意ください。
- PJPL2832E4(100) この製品はボールねじでしょうか。
-
すべりねじ仕様です。
ボールねじ仕様はPJPL28Tシリーズ(転造ボールねじ)となっております。
- PFCL25-48Q4C シャフトが戻らなくなりました。修復できますか。
-
シャフト後端の抜け止めが間座の手動操作部に噛みこんでしまうと戻らない場合があります。
手動操作部を丁寧に回転させ、復帰させてください。
- 原点出しを可動範囲の端に突き当てて行おうと考えています。繰り返し位置決め精度などへの影響はありませんか。
-
ねじの噛み込みの恐れがございますので、当て止めは推奨いたしません。
繰り返し位置決め精度が必要な場合、原点センサによる原点復帰をお勧めします。
- リニアステップで上下運動を回転に変え、発電することはできますか。
-
リニアステップのねじ機構は逆作動(推力→回転)できませんので、発電もできません。
- PFCL25のねじ軸(シャフト)を前後入れ替えることは可能ですか。
-
構造上は可能ですが、特性が変化する可能性があるためねじ部へのゴミの混入やグリースの不足にご注意ください。
- バックラッシュはどれくらいありますか(ストローク)。
-
規定はありませんが、すべりねじのねじガタの分だけバックラッシュ(ロストモーション)が発生します。
バックラッシュを回避したい場合はスプリング等で片寄せしてお使いいただくことができますが、推力がある程度必要となる条件下では、ねじガタ以外に軸受け部の予圧バネのつぶれ代も考慮される場合があります。
詳細はお問い合わせください。
- PJPLシリーズで100mm以上のストロークは可能でしょうか。
-
シャフト全長が150mm以下でしたら可能な場合もありますのでお問い合わせください。
- PFCL25の図面上、シャフト先端の(M3T、深さ4)について、Tは何を示しているのですか。
-
Tはタップ加工(雌ねじ)の意味でございます。
- 繰り返しの位置決め精度を教えてください。
-
繰り返し位置精度につきましては特に規定はありません。(滑りネジのため)
バックラッシュを小さくするためには、バネでどちらかに寄せるなどの方法があります。
- PFCL25 ネジシャフト先端部の幅2×2.9の部分に使用できるレンチなどは無いでしょうか。
-
申し訳ありませんが、特別なレンチは用意しておりません。
- PJPL28T69E4A(200)R 外形図ではシャフト左側の先端に円盤状の部品があります。これは何でしょうか。
-
抜け防止ストッパーとなっており、衝突防止のクッションゴムがついています。
- 図面に、ローター間座(手動操作部)とありますが何を操作する部分でしょうか。
-
無通電時に、ローター間座を直接手で回してシャフトのストローク動作をマニュアルで行えるようになっています。
- PFCL25-48C4Cについて シャフト部分のシール性(油圧等)はありますか。
-
シャフト回り止め機構部分にシール性はございません。
- PJPL2832E6(100)にAD1231を接続して使用しています。コイル仕様は0.95Aとなっていますがドライバーの設定で駆動電流を2.00Aに設定した場合、コイル仕様以上の電流が流れることが考えられます。この状態で製品を使用した場合どのような懸念点があるでしょうか。
-
過電流(オーバードライブ)による発熱の増大、それに伴うコイルの焼損、磁石の減磁、軸受けの寿命低下等が考えられると思います。
なお、短時間の通電で温度上昇の程度がモーター表面で80℃以下であれば使える場合もございます。
- モーターの温度が70℃ほどまで上昇しました。問題ないでしょうか。また何度まで上がっても大丈夫なのでしょうか。モーターを冷やす際、有効な方法などありますか。
-
モーターの表面温度で80℃までは問題ございません。
モーターを冷やす方法としては、ヒートシンク、ファンなどがあげられます。
- 有効ストロークを80mmにすることは可能でしょうか。可能な場合の価格はいかがでしょうか。
-
可能です。
ストロークの変更はカタログ掲載形状と同等でシャフトの全長150mmまででしたら可能です。
単価については数量、用途にて変動いたしますのでご相談下さい。
- 上端、下端にメカストッパーは内蔵されていますか。内蔵されていない場合、シャフトは抜け落ちますか。
-
キャプティブタイプを除いて両側ともストッパーは内蔵されておりませんので有効ストロークを超えるとシャフトは抜け落ちます。
(キャプティブタイプは押し出し側のみメカストッパーが付いています。)
取り付け機構側で抜け落ちないよう対策をお願いいたします。
- PJPLシリーズ ガイドブック(TA600004-JP0/3)にΦ2やM3部を使用した固定方法が載っていますが、この先端の入れ替えはユーザー側で軸を抜いて行っていいのですか。押し及び引きでバックラッシュはありますか。またPFCLシリーズにあるような負荷方向による動作不安定はありますか。
-
シャフトはユーザー様で抜いていただいて構いませんが、作業時にゴミの混入やグリースにご注意ください。
バックラッシュに相当するものとして、すべりねじ構造に由来するねじガタは発生いたします。
- リニアステップのシャフトねじ山の角度は何度でしょうか。
-
リニアステップのシャフトは特殊ねじ山形状のため非公表となっております。
- 負荷がかかると動いてしまうことはありますか 推力と電圧はある程度比例すると考えて良いでしょうか。
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ねじガタの発生する分だけ動きますが、ねじ送り機構に関して外部からの負荷による逆作動は起こりません。
ただし過負荷の場合は動作不良、ねじ破壊につながりますのでご注意ください。
推力と電圧はある程度の比例関係はありますが、電圧を倍にしても推力は倍にはなりません。
駆動条件によりますが、飽和・悪化することもあります。
定格を超える電圧でのご利用も可能ですが、その場合は発熱やねじ耐久性とのトレードオフとなります。
- 配線色とA相, /A相, B相, /B相について知りたい。CW方向に電気信号を入れると軸はどちらの方向に動くのか知りたい。
-
標準仕様のケーブル色と相の関係はPFシリーズ,PJPシリーズ(回転型ステッピングモーター)に準拠します。
動作方向に関しましてはCW方向で押し出し、CCW方向で引き込みとなります。
(いずれも正式には納入仕様書でご確認ください)
- リニアステップ 動作するが、推力が異常に少ない。指で触ると止まってしまう。
-
ねじシャフトは回転を固定して使う必要があります。
取付機構側でシャフトの回り止めが必須です。
※キャプティブ(回り止め付き)シリーズを除く
- シャフトの向きを逆に出来ますか。
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すべりねじタイプのリニアステップ
PFCL25
PFL35T
PJPL2832
PJPL4233シリーズは可能です。
シャフトを手で回せば抜けるのでねじの部分にゴミが付着しないよう注意して入れ替えて下さい。
- 仕様書、推力特性データはありますか。
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一部の製品の仕様書、推力特性データはございます。
担当営業、またはサポート・お問い合わせページよりお問い合わせください。
- 7Hzでストローク30mmの往復動作は可能ですか。
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周波数が速すぎるため、リニアステップでは回すことが出来ません。
リニアステップの一番粗い分解能は0.05mm(ねじリード:1.2mm)です。(分解能が粗い=早く動く)
該当する機種はPFCL25-24シリーズのねじリード1.2mmとなります。
ストローク30mmを7往復するとなると、30×2×7=420mmを1秒で動かすことになります。
1パルスで0.05mm進むので420mm動かすには、420÷0.05=8,400pps(パルス/秒)となります。
- 屋外での使用は可能ですか。
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屋外でむき出しのまま使用すると故障の原因となります。
ただし、防塵対策、防湿対策、塩害対策等、十分な対策を取られているのであれば可能と思われます。
お客様側の責任において使用するかどうかご判断ください。
- 垂直で使用できますか。
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垂直でお使いの場合は、推力特性の1/2以下を目安に御使用下さい。
ボールネジ仕様の場合は負荷の重量にもよりますが、励磁OFFになると下降することが考えられます。
- エンコーダー付きのリニアステップはありますか。
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申し訳ございませんが、エンコーダー付きのリニアステップはご用意しておりません。
- 市販のドライバー及びマイコンで制御出来ますか。
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2相ステッピングモーターに対応しているのであれば制御可能と思われます。
ただし弊社では他社製品との動作検証はしておりませんので、メーカー様にお問い合わせください。
- ねじシャフトのみ購入出来ますか。
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申し訳ございませんが、ねじシャフトのみの販売はしておりません。
- 真空環境で使用出来ますか。
-
真空での使用を想定していない設計のため、真空環境ではご使用になれません。
具体的には
・モーターで使用している材料からガスが発生します。
・モーターは発熱しますが、その熱を逃がせないため許容温度を超えてしまいます。
- 軸を固定してモーター部を動かす事は可能ですか。
-
可能です。