PCL6100シリーズの4軸タイプ
プリレジスタ(1段)、アップダウンカウンターおよびコンパレーター2系統/軸、直線補間機能、エンコーダー入力、サーボモーターインターフェースなどを内蔵しており、オープンループ制御はもちろん、クローズドループの一般的な制御であれば十分対応できる機能を持っております。
最近のCPU事情を考慮し、8/16ビットパラレルバスと4線式シリアルバスのどちらでも使用できますので、使用できるCPUの選択肢が広がります。
最大出力周波数は15Mppsまで出力でき、アップダウンカウンターも32ビットをPCL61x4シリーズから継承。高分解能かつ、ストロークの長いリニアモーター制御にも対応します。
仕様
制御軸数 | 4 |
---|---|
最高出力周波数 (標準、Max.) (※5) |
9.8Mpps (Max.15Mpps) |
CPUインターフェース | 8/16ビットパラレル 4線式シリアル |
パッケージ | 176 - pin QFP |
電源電圧 | +3.0V ~ +3.6V |
基準クロック (標準、Max.) | 19.6608MHz (Max.30MHz) |
速度設定レジスタ数 | 2 (FL, FH) |
速度設定ステップ数 | 1 ~ 16,383 (14bit) |
速度倍率設定範囲 | 0.3 ~ 600倍 |
加速レート設定範囲 | 1 ~ 65,535 (16bit) |
減速レート設定範囲 | 1 ~ 65,535 (16bit) |
位置決めパルス数設定範囲 | -2,147,483,648 ~ +2,147,483,647 (32bit) |
スローダウンポイント設定範囲 | 0 ~ 16,777,215 (24bit) |
パッケージ外形寸法 (モールド部) (mm) |
24×24 |
周囲温度 | -40 ~ +85℃ |
S字加減速制御 | 〇 |
エンコーダー入力 (4逓倍まで可) | 〇(各軸あり) |
アップ/ダウンカウンター (現在位置カウンター) |
〇(各軸あり) 32ビット×2 |
コンパレーター | 〇(各軸あり) 32ビット×4 (うち2個はソフトリミット専用) |
割り込み信号出力 | 〇(32要因) |
次動作用プリバッファー(プリレジスタ) | 〇(1段) |
次動作自動スタート制御 | 〇 |
パルサ—入力 | 〇(各軸あり) (逓倍&分周機能なし) |
直線補間 | 〇 |
連続補間機能 | 〇 |
I/O(汎用入出力端子) | 〇(各軸8点) |
リングカウント機能 | 〇 |
ソフトリミット機能 | 〇 |
5Vインターフェース対応 | 〇 |
適合指令 | RoHS指令 2011/65/EU (EU)2015/863含む |
(※5)最高出力周波数の標準値は、標準周波数の基準クロックを入力した場合で、Max.値はMax.周波数の基準クロックを入力した場合を表します。
PCL61x5シリーズへの移行参考資料
旧シリーズ (PCL61x3、PCL61x4シリーズ)から PCL61x5シリーズ (PCL6115、6125、6145)への移行の際は、お手数ですが下記資料にて内容のご確認をお願い申し上げます。
◆PCL61x3シリーズ からPCL61x5へ
「PCL61x3シリーズ から PCL61x5シリーズ への移行について (2020/03/12発行)」
◆PCL61x4シリーズ からPCL61x5へ
「PCL61x4シリーズ から PCL61x5シリーズ への移行について (2020/03/12発行)」