センター

通信ラインに流れるデータが競合しないようにローカルを制御する中心部。

1次局(主端末)とそれにつながる複数の2次局(従属端末)との間の通信手順。セントライズド方式とも呼ばれる。1次局が2次局に対して,1局ずつ規則的にデータの送信要求を確認していく過程をポーリング,1次局が任意の2次局にデータ受信を要求する過程をセレクティングという。

ホスト-端末間通信では通常,ターミナル・コントローラー(TC)に複数の端末がマルチドロップ接続する。ポーリング/セレクティング方式では,TCは端末に対しポール信号を送り,その端末が送信データを持っていればそれを受信し,なければ次の端末にポール信号を送る。

TCがホスト・コンピューターから端末に対するデータを受けると,その端末に対してセレクト信号を送り,データ受信を準備するように依頼する。端末が準備完了したことをTCに知らせると,TCは端末にデータを送る。このような仕組みによって,複数の2次局端末間の競合を制御している。

通信ケーブルに多数の機器が接続されているケースで、ケーブルの管理をひとつの機器のみで行う場合によく採用されます。 ケーブルを管理する機器を“主局”、それ以外を“従局”などと呼びます。 通信は主局が、従局ひとつひとつに対して、順番に転送したいデータがあるかどうかを問いかけ、必要であれば従局側がデータを送信します。 このように従局は、主局からの通信(呼びかけ)があって初めてデータ送信が可能となります。

類似語:マスター、親、親機