2相ステッピングモータードライバー
コントロール部、ドライバー部一体型2相ステッピングモータードライバーです。
Motionnetシリアル通信でダイレクトにモーター制御が可能です。
・G9103搭載
・1軸
・2相ユニポーラ定電流駆動方式
・モーター電流 2.0A/相 (最大)、ボリュームによって設定 (0.5~2.0A/相)
・自動カレントダウン機能
・マイクロステップ駆動 1, 2, 4, 8, 16分割
・エンコーダーA,B相入力
・汎用入力4点、汎用出力2点
・電源 DC24V
仕様
シリアル通信
項目 | 信号名 | 仕様 |
---|---|---|
Motionnetデバイス | G9103 | |
シリアル通信 デバイス番号 |
SW1- A0~A5 |
デバイス番号0~63を設定可能 スイッチにより選択 |
シリアル通信 伝送速度 |
SW2- BO, B1 |
20Mbps/10Mbps/5Mbps/2.5Mbps スイッチにより選択 |
終端抵抗設定 | SW2-TR | シリアルライン最終端への終端抵抗設定 スイッチにより設定 |
シリアル通信 状態表示 |
RUN ERR |
RUN:シリアル通信正常受信状態の時、緑色LED点灯 ERR:シリアル通信エラーが連続して発生した時、赤色LED点灯 |
G9003基準クロック | 80MHz |
モーション制御
項目 | 信号名 | 仕様 |
---|---|---|
位置決め管理範囲 | -134,217,728 ~ +134,217,727 (28ビット) | |
スローダウンポイント 設定範囲 |
0~16,777,215 (24ビット) | |
速度設定レジスタ数 | FL,FH,FA (補正速度) の3種類 | |
速度設定ステップ範囲 | 1~100,000 (17ビット) | |
速度倍率範囲 | 0.1~66.6倍 0.1倍時 : 0.1~10000.0pps 1倍時 : 1~100000pps 50倍時 : 50~5000000pps 注 : ただしドライバー部の最大速度250Kppsです。またモーターの仕様により動作速度が限定されます。 |
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加減速特性 | 直線加減速、S字加減速の2種類で加減速独立設定可 | |
加速レート設定範囲 | 1~65,535 (16ビット) | |
減速レート設定範囲 | 1~65,535 (16ビット) | |
スローダウンポイント 自動設定 |
(減速時間) ≦ (加速時間×2) の範囲で自動設定可 | |
カウンター | COUNTER1:指令位置用カウンター (28ビット) COUNTER2:機械位置用カウンター (28ビット) COUNTER3:偏差カウンター (16ビット) |
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コンパレーター | 28ビット×3回路 | |
機械系入力 | PEL MEL ORG STP |
・+側エンドリミット入力 (PEL) ・-側エンドリミット入力 (MEL) ・原点入力 (ORG) ・外部ストップ入力 (STP) 【I/F】フォトカプラー入力 |
エンコーダー入力 | EA EB |
・エンコーダーA、B相入力 (EA,EB) エンコーダーモジュール (AVAGO製) HEDS-9040#B00、100KHzまでの入力に対応 【I/F】TTLプルアップ入力 (オープンコレクター出力対応) |
汎用入力 | MPIN1~4 | ・汎用入力 (P4~7) 【I/F】フォトカプラー入力 |
汎用出力 | MPOUT1,2 | ・汎用出力 (P1,2) 【I/F】フォトカプラー出力 |
入力状態表示 | L4~L8 L10~L12 |
機械系入力、汎用入力、フォトカプラーON時LEDが点灯 |
エンドリミット 入力論理設定 |
SW1-EL | エンドリミット入力論理設定スイッチ スイッチにより正論理、負論理を選択 |
モータードライバー
項目 | 信号名 | 仕様 |
---|---|---|
駆動方式 | 2相ユニポーラ定電流駆動方式 | |
動作速度 | 250Kpps (最大) | |
モーター電流 | SW3 | 0.13~2.0A/相 (出荷時:0.13A/相に設定) ロータリースイッチによって16段階に設定 |
カレントダウン | SW4 | 自動カレントダウン モーター電流の75%、50%、25%に電流低減 (出荷時:通常電流の50%に設定) ロータリースイッチによって3段階に設定 G9103のレジスタ設定によって無効に設定も可能 |
モーター励磁 ON/OFF |
モーターの励磁ON/OFF制御可能 G9103の汎用出力による |
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マイクロステップ | SW2-M1~3 | ステップ角の分割数をスイッチにより選択 (1, 2, 4, 8, 16分割) |
パワー部保護 | PRT | モーターコイルショート/オープン時に保護回路動作 動作状態はLEDにて表示、赤色LED点灯 |
相励磁原点 | 励磁シーケンスの2相励磁状態時出力 相励磁原点はG9103のZ相入力でモニター可能 |
その他
項目 | 信号名 | 仕様 |
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電源 | DC24V±10% | |
電源表示 | 3.3V | 内部制御系電源DC3.3Vの出力表示、黄色LED点灯 |
冷却方式 | 自然空冷 ※ | |
使用温度範囲 | 0~+40℃ | |
使用周囲温度 | 80%RH以下 (結露なきこと、ただし+10~+40℃の条件において) |
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環境対応 | RoHS指令:2011/65/EU (2015/863/EU 含まない) | |
構造 | オープンフレーム 2方向に取り付け可能 |
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重量 | 約100g | |
寸法 | W95×D54×H28 (単位:mm) |
※:本体 (取り付け部) が70℃を越える場合は、強制冷却してください