省配線システム「Motionnet」は、当社が独自に開発した7種類のLSIをRS-485インターフェースを使用し独自のプロトコルによって制御するフィールドバスです。
FA 分野に求められている入I/O制御、モータ制御はもちろんのこと高速性を生かしたCPU エミュレーション、メッセージ通信までリモート操作できます。
特長
モーターメーカ・モータータイプを選ばない | ・パルス列出力によりどのモーターとも接続可能 ・ハードウェア補間制御による安定実行:任意2軸の円弧補間、最大64軸の直線補間 |
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マスター側の処理能力に依存しない | ・CPUの能力に依存しない(通信のほとんどハードウェアが実行) ・コストパフォーマンスが良い(高価なCPU、リアルタイムOS不要、仕様通りのパフォーマンスを発揮) |
応答速度が速い | ・I/O制御32点:15.1μsec以内 ・1軸移動量付きスタートコマンド:19.3μsec以内 |
導入・立ち上げがしやすい | ・システム構築にソフト・ハードの負担が少ない ・モーター追加や変更に柔軟に対応 |
ライセンスは不要 |
主な仕様
7種のLSI | マスター側:センター LSI(G9001A)、ローカル側:.I/O LSI(G9002A)、Motion LSI(G9003,G9103B)、 CPUエミュレーション LSI(G9004A) 、ポート間I/O制御LSI(G9205A)、HUB制御LSI(G9H50A) |
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通信レート | 20Mbps |
通信時間 | サイクリック通信 15..1μsec/局(4byte)、トランジェント通信 169.3μsec/局(256byte) |
制御ローカル数 | 60局、(I/O制御2048点、モーター制御64軸) |
モーター制御 | PtoP/円弧/直線補間、原点復帰 |
ケーブル長 | 100m(max)、0.6m(min) |