G9205A

I/O制御LSI

Motionnet構築用の16点I/O制御LSIです。
センターLSI_G9001Aから、2ポート(1ポート=8bit、計16bit)の入出力制御ができます。
また、2個のG9205A間同士で入出力ポートのデータを直接送受信する「ポート間通信」が可能です。
これら、2つの機能を選択して使用することができます。

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特長

・7×7mm(モールド部)の小型パッケージ

・2つの機能
 1.センターLSI_G9001Aからの制御
  伝送周期は、64個のG9205Aを接続した場合、1 ms以下(966.4 μs) (I/O通信のみの場合) 
  64個のG9205A接続時、最大1024点(64個×16 bit)のI/O制御が可能
 2.ポート間通信
  2個のG9205A間同士で入出力ポートのデータを送受信
  センターLSI_G9001AとローカルLSIとの接続の間に2個のG9205Aを入れてポート間通信することも可能

・2ビット単位で入出力設定が可能(一部4ビット単位)

・入出力ポートの論理設定が可能

・電源は3.3 V単一電源、主な端子は5 V用デバイスとのインターフェースが可能

Motionnetの仕様

基準クロック [MHz] 40、又は、80
伝送速度 [Mbps] 2.5、5、10、又は、20 ※1
I/O通信時間 [µs] 15.1 / ローカルLSI(伝送速度20 Mbps時) ※2
通信インターフェース RS-485、及び、パルストランス ※3
通信ケーブルの種類 専用ケーブル、又は、LANケーブル(カテゴリー5相当以上)
通信ケーブルの長さ [m] 100(最長)、0.6(最短) ※4
通信ケーブルの総延長 [m/line] 100
接続方式 マルチドロップ
ローカルLSI接続数 最多64局

※1 伝送速度は、「SPD0」端子と「SPD1」端子で選択します。
  1つの「Motionnet®」でご使用になる全てのLSIの伝送速度は同じでなければなりません。
※2 伝送速度が20 Mbpsのとき、最多64局のネットワークで、I/O通信周期は1 ms以下(966.4 μs)です。
※3 パルストランスを使用したシステムを推奨します。
※4 「ローカルLSI」を繋ぐ通信ケーブルの長さが0.6 mよりも短い場合、同じ基板上の多段接続回路を検討してください。

G9205Aの仕様

入出力ポート数 入出力2ポート (1ポート = 8ビット)  
 入出力の設定が2ビット単位で可能(一部4ビット単位)  
 入力、出力の論理を外部端子で設定可能
通信方式 半二重サイクリック通信
パッケージ種類 48pin QFP
パッケージサイズ [mm] 7×7(モールド部)
電源 [V] 3.3 ±10%
保存温度範囲 [°C] -65 ~ +150
使用温度範囲 [°C] -40 ~ + 85
適合指令 RoHS指令 2011/65/EU (EU)2015/863含む

資料ダウンロード

G9205搭載ボード

[MNET-D420] Motionnet ローカル入力ボード(16点入力)

[MNET-D411] Motionnet ローカル入出力ボード (8点入力/8点出力)

[MNET-D402] Motionnet ローカル出力ボード(16点出力)