脱調しないステッピングモーター PULSERVO特集

PULSERVOの特長

クローズドループステッピングモーターシステム

PULSERVOは、ステッピングモーターに取り付けたエンコーダーから位置情報をフィードバックするクローズドループ制御です。

最大の特長は、通常のステッピングモーターでは脱調をおこす負荷変動でも、脱調いたしません。
脱調レスのステッピングモーターシステムです。

また、フィードバック機能により位置偏差を修正・制御しながら動作し、
大きな負荷がかかり位置偏差が一定量以上に大きくなると、アラーム信号を出力しエラー停止いたします。

速度モニター

ドライバー内部から動作データをRS-232Cを介して読み出すことができ、指令速度・実速度などをモニターすることができます。

最適な電流制御

負荷に応じた最適な電流制御を行っているため、従来のステッピングモーターに比べ高トルクを実現できます。 さらにモーターとドライバーの発熱が抑制され、省エネにも貢献します。

有負荷時の位置決め応差

クローズドループ制御により、負荷が大きい機構において、CW、CCWどちらの方向からでも応差(ヒステリシス)を抑えた高い位置決め精度を実現できます。

滑らかな回転

ドライバー内部でベクトル制御・フィルタリング制御を行っているため、トルクリップルの少ない滑らかな回転を実現できます。

分解能

位置検出用エンコーダー(10,000P/R)を搭載し、9段階の分解能(500~10,000P/R)が設定可能です。
(□20は、エンコーダー4000P/R、6段階の分解能となります)

動作時電流設定

パラメーター設定によってモーター動作(回転)中に流れる電流を、定格の150%まで設定可能です。それにより加減速特性が向上します。

チューニングレス

サーボモーターのように複雑なチューニングを必要とせず、ベルトドライブのような低剛性機構にも対応可能です。

低振動動作

一般的なステッピングモーターに比べ、停止時のオーバーシュートが少なく、位置決め時の振動を低減できます。

ショートストロークでの高速位置決め

ステッピングモーターの特長である「高い起動トルク」と、PULSERVOの特長「低振動動作」により、ショートストロークで高速繰り返し位置決めが可能です。

アラーム出力と保護機能

位置追従異常、モーター・エンコーダー接続異常、過電流異常など12種類のアラームを出力し、ドライバーや他の組み込み機器を保護します。

お客様にとってちょうど良い

PULSERVOは、ステッピングモーターとサーボモーターの中間に位置する製品です。
トルクと価格、どちらかを妥協するのではなく、ほどほどのトルクで価格を押さえ且つ脱調レス、お客様のニーズにとって”ちょうど良い”を目指した製品です。

ラインナップ

Motionnetタイプとパルス入力タイプ、それぞれに対応した3種類のモーターをラインナップ

お問い合せ

製品について詳しく聞いてみたい。等どんな事でもお問い合せください。弊社担当よりご連絡差し上げます。

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